政治・経済用語集 竹島問題


政治・経済用語集   外交・防衛

竹島問題


竹島問題とは、日本海にある竹島(韓国名:独島)の領有をめぐる問題のこと。

戦前、日本の朝鮮半島進出が急速であったこと(1904年保護国化、1910年日本に併合)もあり竹島が日本領か韓国領かという問題は表面化しなかった。1948年、初代韓国大統領となった李承晩(イ・スンマン)は1952年いわゆる「李承晩ライン」を発表して韓国の海洋領域を一方的に宣言、このライン内に竹島が入っていることから問題が顕在化した。1953年には韓国が竹島に守備隊を置き、現在に至っている。竹島自体は小島で資源性には乏しいが、竹島の帰属が日韓どちらになるかで日韓中間線(日本と韓国の排他的経済水域(EEZ)の境界線)が異なることは大きな問題といえる。日韓政府は竹島周辺を日韓共同の暫定水域とすることで事実上領土問題を棚上げ、政治問題化することを避けてきたが、2005年3月に島根県が「竹島の日条例」を制定したことをきっかけに領有問題が再燃化している。

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  • 最終更新:2009-08-03 11:48:13

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